南山小学校 入試一日目:女子
南山小学校 入試一日目:女子
心配されたお天気も、清清しく、気持ちよく晴れ上がり、南山小学校の入試一日目はつつがなく
とり行なわれているようです。
一年前の入試の日から、はや一年が過ぎ去ったことが信じられないほど、今年も充実の一年間でした。
皆様方にご支援頂き、登録メールマガジン200とブログのアクセス数100を合わせ、
計300以上もの方々が、日々わたくしどもの情報発信を、関心をもって、見守ってくださっ
ている事に、心から感謝申し上げます。
今年度からは、これまでのメールマガジンに加えまして、もう少し、みなさまに気軽に楽し
く読んでいただけますよう、ポップな連続小説スタイルでの展開で、小学校受験はもとより、
広く、一流の家庭の子育てを共に考えるヒント、また、材料になるようなものをと考えております。
記念すべき第一回目の掲載を、本日、南山小学校の入試第一日目にさせていただきます。
みなさまのご意見やご感想をお待ち申し上げております。
わたしの名前はエレノア。永遠の6歳。この街では『世間の憧れ』とかいう小学校に通っている永遠の小学1年生。
パパはいくつもの会社を所有している企業のオーナーで、ママは永遠に自分勝手なお嬢さま。自称:社交家で、パーティーが得意なママは、パパのお得意先との接待のためと称して、しょっちゅう外国に出かけてしまっている。
「飛行機で出かけるときは、当然ファーストクラスよ。自分がどのクラスに属する人間かは、自分でちゃんと定義しておかなきゃ。」お気に入りの航空会社も決まっているママは、20代の頃は海外留学、海外出張の連続だったそうだ。ママにとって、とっておきに優雅な時代だった80年代には、ママのようなひよっこもファーストクラスに乗せる気前のいい仕事がたくさんあったらしい。多くの人々との交流から、学んだ事も多々あったそうだ。
「パパと知り合う前の若い頃のママはね、たくさんの素敵な男性陣に愛されたのよ。大小さまざまなスタイルのパーティーにも出席して、社交の基本を学んだ わ。もちろん、今もママのファンは、世界中に、たくさんいるんだけどね。」と、ウインクしながら、朝のコーヒーをすするママが起きてくるのは、家族のなか の一番さいご。
(★注:お受験では、夫婦形態のさまざまな変化はありつつも、一家の家長たる父親より母親が遅くまでねているのは好ましくない。)
一緒にすんでいるママのママ、マザーモモコとわたしが起きてきてから、 優に一時間はすぎている。
わたしがママのお腹の中にいたときから通っているローレンシャンスクール(☆:胎教クラスからある。三歳児クラスから上は、ほぼ満室で、転勤などの追加募集枠がある程度。)
の校長の和世先生は、「あら、まあ、それは大変ね。お母様は、きっとお仕事でつかれていらっしゃるのね」といって下さったけれど、あの当時は、本当は、顔から火がでるほど恥ずかしかった。
年長さんのときのグループレッスンで一緒だった麻央ちゃんのお母さんなんて、いつも完璧にお上品なミスアシダ的奥様ルックで、朝起きると、お受験には必須で当然の、しっかり和食の朝ごはんが毎朝ならんでいるらしいから、
春の講習会で、毎朝聞かれる、『今日の朝ごはんはなんでしたか?レッスン☆
(☆:講習会、およびプライベートレッスン時に、朝食のメニューが聞かれる事がよくある。主菜・海のもの・山のもの・汁物などをそれぞれのお部屋に描き分け、栄養のバランス、彩り、配膳など、小さなうちから自らの食べるものや食事に対し意識をむけること、食から始まる家庭での取り組みを大切に考える。
ローレンシャンスクールの入校面接時には、食べてきた朝ごはんが「菓子パンとジュース」などと答えると、パンはお皿にのっていたのか?ジュースはパックのままか?、などという質問をされるらしい。)のときなんか、ひとり完璧な答えをいつもしていた。
それに引き換え我が家ときたら・・・。
アジアの恵まれない子供たちの援助活動の慈善団体の会長をしているわたしのおばあちゃんであるマザーモモコは、食事に妙なこだわりがあって、朝は必ず、ジューサーで搾りたてのフレッシュ野菜ジュースと、さまざまスパイスを入れた黒ゴマきな粉入り豆乳を、毎朝むりやり飲まされる。
それと、あるときはアメリカ、あるときはイギリスかぶれの朝食が好みのママが食べる朝ごはんのおこぼれをもらうっていうわけ。
和世先生の食育の レッスンを受けて帰ってくると、そうよね。和世先生のおっしゃるとおりだわ。国際派の我が家のエレノアちゃんにも、ちゃんと日本の文化を教えなくちゃね。 食は文化の基本。さあ、我が家も明日から、完璧な朝ごはんにするわよ。と手作りのぬか床まで作った日は、遠く過ぎ去った。
次回につづく。
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